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Mission Eigo Improve Volume 4 Issue 6

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        ∵ MISSION EIGO IMPROVE ∵    

     〜次世代型英語学習法があなたの脳ミソを直撃する〜

        Volume 4 Issue 6 2003.9.29


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毎度ご購読ありがとうございます!!!

ミンションエイゴインプルーブの時間がやってまいりました。

今週も片山&Tamaraが出来たてホヤホヤをお届けします。

久しぶりの日本はいいところでした。

実家のご飯は本当においしかったですo(^-^)o


今日は少し残念なお知らせがあります。o(´^`)o


妻は英語ネイティブスピーカーですが、
私は2年ほど前まで英語力も人並の普通レベルでした。近年海外転勤と
結婚と続き英語力も上昇してきて世間の人たちにも何か貢献できないかと
考えてきたのがこうしてメルマガとして始める形になったのです。

結婚前はよく英語でメール交換をしたものです。最初は読むのもかなり
しんどく辞書を使って大変でした。返信も辞書を頻繁に使いかなり困難
でした。

ところが日を追うごとに次第に辞書など使わなくなり返信も全くつらくな
くなったのです。それを体感したのが頻繁にメール交換して約三ヶ月後。

その後は英作も非常に素早くすらすらと書け、読むのもすらすら信じられない
速さになっていきました。結婚後は英会話も下手なりに夫婦でゆっくり練習し
ていましたが、気づいたころには相当上達しており自分自身驚きでした。

映画を見ても俳優のセリフが耳につき字幕に集中できなかったり、字幕があま
りに下手な訳をしててびっくりしたりとこれまでは予想できない変化がありま
した。

その経験から得た独自の英語習得過程を何とか日本のみなさんに、それも
なるべく多くの方々に伝えたいと思って始めたのがきっかけでした。

しかし本業とは違い全くのボランティアです。

実は来年から大阪へ営業マンとして転勤が決まりました。これで本業も
今まで以上にかなり忙しくなってくると考えられます。

これ以上の定期発行は事実上困難になりつつありますのでVolume4が終わり
次第休刊にしようかと考えています。

多忙さの為メルマガがいい加減な内容になっても皆さんの迷惑になります。

メルマガを始めて本当にいろんな人たちから心温まるお便りを頂きすごく
嬉しい思いでいっぱいでした。

個人的な都合で毎週楽しみにされている方々には非常に申し訳ありません。
英文原稿はあと12ヶ月分くらいあるのでもし今のように時間があれば
またいつか再開するかもしれません。

だから一応ブックマークにはアドレスを保存しておいてくださいね。
また新たに英語メルマガを始めたり、ミッションエイゴを本にしたり、
あるいは大阪を中心に英語のイベントサークルを始めたりするかも
しれません。現在のところ全く不明です。まずは日本へ帰国して普段の
生活になじむことが先だと思います。

とりあえずまだ2回分ありますから最後まで一緒にがんばっていきましょう!


【登場人物】

タケシ:美術を専攻する学生。バックパッカーでフランスへくるのを
    ずっと夢見ていた。

マーク:ニュージーランドからやってきたツーリスト。タケシと同じ
    ゲストハウスに宿泊。タケシと同じアートの趣味を持つ。

場所はフランスのニースにあるビーチ。


【前回までのあらすじ】

「有名美術館で警備員をしているという青年と出会い三人は一緒に
旅を続けることになった…」

という話しでしたよね。

まだ読んでいない方、もう一度読んでみたい方はこちらからどうぞ。

http://missioneigo.bizhosting.com/volume4issue5.htm


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今日の単語】

● express   "急行"

 There's an express shuttle bus that goes from the airport
into the city.

空港から町までの急行シャトルバスがあるよ)


● get in to   "〜に着く(到着する)"

 When I get in to Beijing, the first thing I want to do is
eat Peking duck.

(北京に着いて、まず最初にしたいのは北京ダックを食べることだ)

discuss The boss discussed the idea with the workers.


● admit   "認める"

 Sam can never admit when he's wrong.

サムは決して自分のあやまちを認めることは出来ない)


● no idea   "わからない"

 Mary has no idea where Peru is.

(メアリーはペルーがどこかわからない)


● shrug   "肩をすくめる"

 When I don't know the answer, I usually shrug my shoulders.

(私は答えがわからないとき、いつも肩をすくめる)

【本文】

As Mark slept, Jonathan and Takeshi talked and talked. Jonathan
knew a lot about fine arts and had a lot in common with Takeshi.
When the train arrived in Paris, they woke Mark up and changed
trains.(※1) They caught the express train to London.

"So where are you staying when you get in to London?"
Jonathan asked them.

Mark and Takeshi looked at each other.

"Um, we haven't really discussed it yet," Mark admitted.(※2)

"Well, then, what part of town are you thinking of going to when
you get in to London?" Jonathan asked.(※3)

"Actually, we have no idea," Takeshi admitted.

"Our decision to come to London was really spontaneous so we
didn't discuss anything, but I guess we'll probably stay at a
guesthouse."

Jonathan looked at the two young men. They were nice and
friendly. He liked them and he was worried about them. Maybe
they didn't know how big and confusing London was.

"Have you ever seen a map of London?" he asked.

"And do you know which parts of town are good? Do you know which
parts are dangerous?"

Takeshi shrugged. He had no idea. He realized that when they got
in to London, he would have no idea of where to go or what to do.

"Listen," Jonathan said,

"I have an idea. Why don't you come back to my place with me.
We'll have a bite to eat and look at a map and I'll help you find
a good place to stay."(※4)

"That would be really kind of you," Mark said.

"It would be a big help if you could point us in the right
direction."(※5)

So the three young men decided to travel together to Jonathan's
apartment. Takeshi felt a little bit nervous about going to the
apartment of a stranger, but he knew that Jonathan was a good
person. He knew that it was not dangerous and that Jonathan could
help them.

…(To be continued)

● 今日のポイント 1 「"wake up" と "wake somebody up"」

they woke Mark up and changed trains.

(彼らはマークを起こして電車を乗り換えた)

"wake up" は自動詞として使われます。意味としては「起きる」です。
例えば、「9時に起きます」とか「朝起きたら」という場合こちらを使い
ます。

"wake somebody up" は他動詞として使われます。意味としては
「起こす」です。" somebody "の部分を人の名前とかにかえて使います。


● 今日のポイント 2  考え中の "um" 「アンー(ム)」

この言葉は日本語でいうところの考え中の言葉「ウーン」に当るもので
す。発音は「アンー(ム)」。「ウーン」ではなく「アーン」に近いので
すが、最後の「ン」はどちらかというと口を閉じた状態で「ム」と言っ
てるような音になります。

なんだかわかるようなわからないような説明ですが、映画の考え中シーン
でよく見るようなあの感じです。今度そのシーンを見たら一度なりきりで
一緒にやってみてください。


● 今日のポイント 3  「thinking of + 〜ing」

"Well, then, what part of town are you thinking of going to when
you get in to London?"

(え〜っと、それから、町のどのへんに行こうと考えてるの?ロンドンに
着いたらさ〜。)

「〜を考えている」という意味の"thinking of〜"ですが、
考えているものが例えば動作、行動的なものの場合は同じように"〜ing"
の形で続けるというルールがあります。 

文法的には難しい呼び方がありますが、それを覚えるより使い方を感覚
的に見に着けた方が役立ちます。

練習として今あなたが考えてることを最低5個リストアップして下さい。
例えば、食べること、飲むこと、遊ぶこと、音楽を聴くこと、読むこと
どこかへ行くこと、誰かと話すこと何でもオッケーです。

出来ましたか?

出来たら次は"I'm thinking of 動詞ing 〜"で例文を作ってみてぼそっと
口ずさんで早速使ってみましょう。練習のためにするのではなくなるべく
具体的にイメージしながらするとより効果的でしょう。日本では英語を
使うチャンスが少ないと思います。だからこれに限らず上達するには日常
生活で頭の中で少しずつ英語でものを考える練習をするととても効果があ
ります。やっぱり使わなければ上達しません。


● 今日のポイント 4  「ちょっと食べる "bite to eat"」

We'll have a bite to eat and look at a map and I'll help you find
a good place to stay.

(みんなでちょっと何か食べながら地図でも見て、どこかいい宿泊場所を
見つけるの手伝ってあげるよ。)

"bite" は「かじる」という意味です。だからイメージでは少しだけ何か
を食べる、ほんの少しかじるという感じですね。"bite to eat"と並んで
登場してくると何だかよくわからない表現に思えますが、「ちょっと何か
食べる」というようなイメージでとらえて下さい。英語と日本語ではやっ
ぱり少し表現感覚が異なりますね。だから外国語を勉強するのは面白いの
かもしれませんね。


● 今日のポイント 5  "point someone in the right direction"

"It would be a big help if you could point us in the right
direction."

(それはすっごく助かるだろうね。もし君が僕たちにちょうどいいとこを
教えてくれたら)

"point" は、「何かを指し示す」というイメージです。そこから
「何かを言ってさし示す」とか「指摘する」、「目標などに向ける」とい
うある方向へ導くような感じの言葉です。

"right direction" は、「正しい、適切な」+「道順、方面、方向」と
いう意味です。

"point someone in the right direction" は「正しい方向を指し示す」
というような意味になります。もちろんこれは、道案内的なケースだけ
でなく、人生の方向を示すというような意味でも使えます。

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おつかれさまです!

さあいかがだったでしょうか。
内容のほうはお楽しみ頂けたでしょうか。

「新しく知り合ったジョナサンは、二人を自分の家に招待し皆を案内
してあげると申し出る。タケシは少し不安だったがついていこうと決
心した…」

知らない人についていってしまって本当にいいのでしょうか。
気になる二人の行く末は一体どうなってしまうのでしょう。

それでは来週もお楽しみに!


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【編集後記】
本メルマガの総購読者数がなんと1,147名になりました!

思えばメルマガを発行し始めてはや半年と少しが経過しました。
最初のころはとんとん拍子に読者数が増えていきびっくりしたも
のです。この調子で増えていけば一体どうなってしまうのだろう
と少し心配したこともありましたが、やはりそんな甘いものでは
ありませんね。

他の英語系メルマガも本当にたくさん出ていますが本音を言うと
本当にあれで効果があるのだろうか疑問を持ってしまうものもた
くさんあります。でも、すっごい人気があるんですね。

本業は英語とは関係のないビジネスパーソンをやっていますが、
商品って良ければ売れるというものではなく、適切なプロモーション
活動や顧客獲得、顧客フォローなど科学的アプローチをしなければ
やはりうまくいかないようです。

逆にプロモーションがうまければ品質はそこそこでも爆発的人気
を得るものも世の中にはたくさんあります。おもしろいですよね。
「人気のあるもの=ユーザーニーズ」とは言えても
「人気のあるもの=ユーザーニーズ=品質のいいもの」という等式
は簡単に成立しないのです。

だからミッションエイゴがとっても高品質の英語学習素材かと
断言するつもりはありませんが、やっぱりあまり短い量の簡単な
英語をしかも断片的に時々学習するのと、まとまったストーリー
として、しかも会話において学習するのとでは効果も違うのは
確かです。

ただ、それに伴い手間も気力もかかりますから大変でとっつき
にくいのは確かですが。

ちょっと今回は長くなってしまいました。

あと残り少しですが最後まで宜しくお願いします。

ご質問、お便り等ございましたらこちらまでお願いします。
励ましのメールなんかも送っていただけたらすっごく嬉しいです!
よろしければホームページの方もごらん下さい。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

【発行者】片山 亮太 & Tamara O'Leary
【E-mail】missioneigo@yahoo.co.jp
【Home】 http://missioneigo.bizhosting.com

メールマガジンの退会・解除はこちらからも可能です。

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