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Mission Eigo Improve Volume 4 Issue 8

 

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        ∵ MISSION EIGO IMPROVE ∵    

     〜次世代型英語学習法があなたの脳ミソを直撃する〜

      Volume 4 Issue 8 2003.10.13 最終回


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毎度ご購読ありがとうございます!!!

ミンションエイゴインプルーブの時間がやってまいりました。

今週も片山&Tamaraが出来たてホヤホヤをお届けします。

さて、

日本はだいぶ寒くなったそうですね。そして今週でいよいよミッション
エイゴインプルーブも最終回となってしまいました。

故郷大阪南部の泉州ではだんじり祭りがちょうど行われたところでした。
だんじり祭りとともに最終回というのは泉州人にとって何か感慨深いもの
もあります。

毎年だんじり祭りが終わるとすぐに肌寒くなってきて、冬支度という感じ
でした。そして鍋がおいしい季節になるんですよね〜。

寒くなり始めたときはカゼなどをひきやすいのでみなさんお気をつけ下さ
い。それでは今週も1週間がんばっていきましょう〜!


【登場人物】

タケシ:美術を専攻する学生。バックパッカーでフランスへくるのを
    ずっと夢見ていた。

マーク:ニュージーランドからやってきたツーリスト。タケシと同じ
    ゲストハウスに宿泊。タケシと同じアートの趣味を持つ。

場所はフランスのニースにあるビーチ。


【前回までのあらすじ】

「ロンドンについた日がたまたま "Shrove Tuesday" だった。そこで
皆手分けをしてパンケーキを作ったり、ビールの買出しに行ったりと
準備を進めた。しかし夜のロンドンの町へ一人ビールを買いにいった
マークはかなりストレスが溜まっている様子。一体彼に何が起こった
のだろうか…」

という話しでしたよね。

まだ読んでいない方、もう一度読んでみたい方はこちらからどうぞ。

http://missioneigo.bizhosting.com/volume4issue7.htm


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今日の単語】

● fridge  "冷蔵庫"

これは正式には refrigerator といいます。その短縮形です。

 Please put this milk in the fridge.

(この牛乳を冷蔵庫に入れてちょうだいね)


● complain  "不満をいう"、"グチをいう"

 Ron complains about everything!

(ロンは全てのことにグチをこぼすわ!)


● pour  "注ぐ"

 I poured a glass of wine for my friend.

(私は友達にワインを一杯グラスへ注いだ)


● crash  "寝る"

この使い方はかなりスラングです。ちなみに私がいつも使っている
辞書はたいていのスラングも載っているのですが今回は載っていま
せんでした。でも若い世代では普通に「寝る」という意味で使われ
ているようです。

 Everybody crashed at about 11:00.

(みんな11時に寝たわ)


● mattress  "マットレス"、"敷布団"

 The mattress was too hard so Pat couldn't sleep.

(そのマットレスはあまりにかたかったのでパッとは眠れなかった)


● closet  "クローゼット"、"押し入れ"

 There is a suit and tie in the closet.

(スーツとネクタイが一つずつクローゼットにある)


● besides  "その上"、"さらに"

 I don't want to go to Disneyland today because it's too hot.
 Besides, it will be really crowded there today.

(わたし今日はディズニーランドに行きたくないわ、暑すぎるから。
さらに今日はあそこすっごく混むでしょう。)


● gosh  "うっそー"(という感じの驚きの言葉)

この言葉はやや古い感じのする言葉でもあります。以前にもふれた
ことがありますが、やや年配の方は「オーマイゴッド」は簡単なこ
とでは決して口にせず、かわりに「Oh, my gosh」というという内容
でしたね。だから若い人はびっくりしたときなんかによく「God!」
といいます。難しいところですね。慣れないうちは決して「God」を
軽々しく口にせず、どうしても必要なときは「gosh」を使うよう少し
だけでも心がけておいた方がよさそうです。

 Gosh! I didn't know you could dance so well.

(うっそー!あんたがそんな上手に踊るなんてしらなかったわ!)


● repay  "返金する"

 I repayed Dennis the twenty dollars I had borrowed last week.

(先週借りた20ドルはデニスに返金したよ)


● favour  "好意"、"〜をしてあげる"

ややわかりにくいかもしれないのでフレーズとして見てみます。
" do somebody a favour 〜" (好意で)誰かに〜をしてあげる
という意味になっています。

 Frank did Susan a favour by helping her clean her house.

(フランクは好意でスーザンの部屋の掃除を手伝ってあげた)


【本文】

"I couldn't find any beer in the fridge!" Mark complained.

"So I had to get warm beer."

Jonathan laughed.

"That's how we drink beer here," he explained.

"Most British like to drink beer warm."

"Well, when in Rome..." said Mark as he opened up a bottle of
beer and poured three glasses.(※1)

The pancakes were ready so the three young men sat down to eat.
Jonathan told them all about the Tate Modern and told them the
best sections to see. The three of them talked and laughed and
got a little drunk drinking the beer. Finally Jonathan looked
at his watch again and realized that it was really late.

"Oh shoot!" Jonathan said, surprised. (※2)

"It's quarter to twelve! I think you'd better crash here
tonight. I have a mattress that one of you can use, and the
other can sleep on this fine old couch."(※3)

"Oh no, that's ok," Takeshi said.

"No, I insist," Jonathan said.

He was already getting the mattress out of the closet.

"It's too late to catch the last train and a cab would be too
expensive. Besides, my apartment is quite close to the
Japanese embassy so you can go there early tomorrow morning
without any trouble."

"Oh gosh," Mark said,

"you're really a life-saver."(※4)

"It's no problem at all," Jonathan said.

"I've enjoyed your company so the pleasure is mine."

"Well then you'll have to come to Japan and New Zealand so that
we can repay the favour," said Takeshi.

"That's an excellent idea!" Jonathan said.

"I've never travelled outside of Europe. I'd like to see that
side of the world."

The three men made plans for the rest of the week. They made
plans to visit the Tate together and also to see some of
London's other sights. Jonathan told them that they should
stay at his apartment for their entire stay in London.

Takeshi went to bed really happy. He had made two great new
friends. He had a nice apartment to stay in. And he would have
the chance to go sightseeing in London. He realized that he
really was a lucky person. Some people might feel really
unlucky if their passport were stolen, but Takeshi knew that it
had been a great opportunity.

"When one door closes, another one opens,"
he said again to himself.

And then he crashed for the night.

The end.

● 今日のポイント 1 郷に入りては郷に従え

"when in Rome do as the Romans do."

(郷に入りては郷に従え)

これは有名なことわざですね。本文では "Well, when in Rome..."
とだけしかマークが言いませんでした。それはとても有名で誰でも
知ってることわざだからです。

実際ふつうの会話でも "when in Rome" だけ言うパターンがすごく
多いです。これは日本語のことわざでも日常会話中では半分くらい
だけしか言わないってパターンと同じですね。

● 今日のポイント 2 「shoot」は「shit」のこと

これは今日の単語で見た「gosh」と「god」と同じような感じです。

本文で出てきた "Oh shoot!" は、映画でよく出てくるように
"Oh shit!" と同じ意味で「クソっ」とか「しまった」のことです。

これをもっとソフトに表現したものが "Oh shoot!" というわけ
なんです。


● 今日のポイント 3 時間を表す表現 「quarter to」

"It's quarter to twelve!"

(後15分で12時だ!)

"quarter" は4分の1のことです。"to" は方向性を表していますから
「12時に向かって」という感じになります。まとめますと「12時に
向かって、(時計の針が後残り)4分の1だ」となります。

他にもこういう時間を表す表現がありますので一緒に見ておきましょう。

"quarter after" これは4分の1過ぎたことをあらわしていますから
         「○○時を15分過ぎた」という意味です。  

"half passed"  これは半分過ぎたことをあらわしていますから
         「○○時を30分過ぎた」という意味です。

これら三つの表現を覚えておけば会話で「今何時?」とか「今○○時だよ」
とかいうパターンで困ることはありません。

"quarter after"、"half passed"、"quarter to" この三つを時計の針の
位置を頭に浮かべながら覚えておきましょう。
 

● 今日のポイント 4  命の恩人 = life saver

困難から救ってくれる人の意味ですから日本語でいうところの「命の恩人」
にちょうど当てはまります。ちょっとおおげさなジョークで使える点なんか
もぴったり同じですね。


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おつかれさまです!

さあいかがだったでしょうか。
内容のほうはお楽しみ頂けたでしょうか。

結末はすてきなハッピーエンドでした。

「ジョナサンの家で三人は楽しいパーティーを開くことになり、すっかり
友情が芽生え、彼らのロンドンでの滞在はとても楽しく意義深いものにな
った。タケシは『一つの扉が閉じるとき、もう一方の扉が開かれる』と、
再度自分に向かっていったのだった」

人生とは出会いであり、出会いは求めるものであるといいます。しかし、
一寸先は闇ともいいます。どんな出会いが待っているとも限りません。

でも誰にとっても一寸先は同じく闇なのです。人との出会い、自分の運命
との出会い、いろいろな出会いが人生にはありますが、どうせ過ごすなら
彼らのように闇の中に何が潜むのか恐れず、逆に楽しんで進んでみるのも
いいですね!

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【編集後記】

"When one door closes, another one opens"

『一方の扉が閉まるとき、もう一方の扉が開かれる』

いい言葉ですね。

ミッションエイゴインプルーブという定期発行されるメールマガジンは
これでいったんその扉が閉まることになります。みなさんにとってこの
メルマガは一体どのような意味があったのでしょうか。

私たちはそれがみなさん方にとっていいものであったと祈っています。

そしてみなさん方にはもう一方の新たな扉が開かれるはずです。

それは果たして一体どのようなものでしょうか。

皆さん方すべてに、これからも素敵な未来が待っていることをお祈りして
おります。

長い間ご愛読、ご声援誠に有難うございました。

本当に多くの方々から温かいお便り、励ましのメールをいただき心から
嬉しかったです。私たちにももう一方の新たな扉が開かれることになっ
たわけですが、これからも元気一杯にやっていきたいです。

みなさんのことはずっと忘れることはありません。

それではさようなら〜!ありがとうございました〜!〃\(o^ε^o)


ホームページではこれからもちょくちょく更新を続けます。
よかったらアドレスの方は保存しておいてまたお楽しみ下さい!

質問などありましたらまたお問い合わせ下さい。

【発行者】片山 亮太 & Tamara O'Leary
【E-mail】missioneigo@yahoo.co.jp
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